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mc1242
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2008年06月11日

ダンかんらん岩を覗き見たら


写真1               [ダンかんらん岩]  長野県大鹿村安康南谷産
ダンかんらん岩とはかんらん石90%以上と後10%の普通輝石グループの単斜輝石とシソ輝石を代表とする斜方輝石、あるいはその混合、さらに角閃石を含めた岩石で構成された岩石で石英・長石のような白色鉱物を全く含まない岩石である。
この岩石のかんらん石は変質いやすく結晶の割れ目などに沿って変質し蛇紋石化するので蛇紋石を伴っている事が多い。
又、かんらん岩のみでなく輝石類、角閃石単独の岩石を含めたものも一括してそのグループを超苦鉄質岩としている、以上の超苦鉄質岩の代表をかんらん岩として各量比により分類する。
塩基性深成岩の分布は小規模であり、その中でも超苦鉄質岩はさらにその規模は小さく限られたものである、ダンかんらん岩とその仲間の岩石類は狭い範囲に隣接か或は混在することが多いが一箇所ですべて観察できるわけではない。
  

2008年05月15日

中津川の花崗岩

2007年秋、巡検に出かけました。
途中で、中津川市鉱物博物館に立ち寄りました。(博物館の文字をクリックして開いて見て下さい)




恵那笠置山の東側裾野(恵那~中津川)の市境ぇ付近にある
花崗岩帯の石切り場を訪ねました。(写真をクリックで拡大)






花崗岩の薄片を作り顕微鏡で見た写真です、(クリックで拡大)
上 単ニコル   pl = 斜長石  pi = 黒雲母
下 直交ニコル  qt = 石英   or = アルカリ正長石
        など と想定して見ました。






ここで一例ですが参考に 東海地方の鉱物 を紹介します。


 マグマの恵み・花崗岩ペグマタイト

 周囲の結晶よりも大きな結晶となった
部分 ( 粗粒 ) の岩石をペグマタイトと呼んでいますが、鉱物が成長した空洞を
晶洞 ( ガマ ) と呼んでます。




  

2008年04月14日

飛騨トンネル概要図と採集位置


この飛騨トンネルが開通すれば、長さ10,710mとなり
世界で、8番目 国内で、関越に続いて 2番目の道路
トンネルです。 (2008年7月5日開通いたしました。)
各岩石の採集位置は、○の数字番号で示してあります。  続きを読む

Posted by mc1242 at 01:22Comments(0)TrackBack(0)

2008年04月14日

4 番は、片麻岩 (今から約1億8千年前に形成された岩質?)


これは、飛騨 片麻岩で籾糠山(もみぬか山) トンネルの
中央部あたりのもので、東方の河合坑口からの岩層で
飛騨帯の風化されてない新鮮な片麻岩です。



薄片を動かしながら観察すると、石英・アルカリ長石・や
斜長石が混ざりあっているのが見えるが、この写真では
残念だが分かりにくい。



単ニコルの写真です。  

2008年04月13日

3 番の顕微鏡写真

薄片の顕微鏡写真。
直交ニコル。  続きを読む

2008年04月13日

3 番は、花崗斑岩 ( 籾糠山の中央付近下部岩脈のもの )

この花崗斑岩は、アルカリ長石の
累帯構造が見られ、斑岩 或いは、ひん岩 のような
組織をしていて斑晶と石基の境が明確でない ?
特徴かも知れない ? 。  

2008年04月07日

2 番は、 濃飛流紋岩 (今から約9千年?前頃のもの)


この流紋岩は、新鮮で風化されていない火砕岩のようです、
中に玄武岩組織の小さな斜長石のマイクロライトの塊が
ところどころに見受けられます。




直交ニコル  

2008年03月18日

1番は、白川花崗岩 ( 白川方坑口付近 )

花崗岩らしからぬ岩相ですが
アルカリ長石の量比が多い
白川花崗岩です。
マウスポインターを写真の上でクリックすると
多少サイズが拡大します。






直交ニコル・pl 斜長石
       ・kf カリ長石
       ・qt 石英
薄片の顕微鏡写真です。



met?
変成鉱物 ?